ホームスタートとは、6歳以下(未就学児)のお子さんがいる家庭に、一定の研修を受けた地域の子育て経験者(ホームビジターという)が訪問する『家庭訪問型子育て支援ボランティア』事業のことです。
イギリスで40年以上前に始まった訪問支援で、世界23ヶ国、日本でも100ヶ所以上の地域で実施されています。
ホームビジターは訪問を希望されるご家庭へ、週に1回2時間程度(概ね4回から6回)訪問し、友人のように寄り添いながら『傾聴』(気持ちを受け止めながら話を聴く)や『協働』(家事や育児、外出など一緒にする)等の活動を無料で行います。
ホームスタートは、各地域組織(スキーム)に運営の要となるオーガナイザーがいて、利用家庭のニーズ(要望)を聴き、利用家庭とホームビジターのマッチング(紹介)を行なったり、ホームビジターの悩みや問題を解決するサポートを行っています。
また、福祉課や子育て支援課、健康推進課の職員や家庭児童相談室、須木・野尻の住民生活課の職員、子育て支援センター、社会福祉協議会などのメンバーからなる運営委員会を設け全体を支え、専門機関との連携を図り、安心・安全に運営されています。
さらに、質の高い支援活動ができるよう、様々なツールやシステムが開発されています。